【最新】富田林市議会議員選挙(予想される顔ぶれ)2023年


2023年4月23日(日)の富田林市議会議員選挙の予想される顔ぶれは、以下の通りです。

 

※政治活動用ポスター、ポスティングチラシ、政治活動等の状況から予想される顔ぶれを記載しております。

※誤りがあれば訂正しますので、ご連絡ください。

※50音順です。(黄色は新人)

 

  氏 名 所属政党 備 考
1 削除(新人) 自由民主党 候補者本人の希望により削除。
2 伊東 寛光 大阪維新の会 現職(2期)
3 今城 克久 無所属 新人(いまじょう かつひさ)
4 岩﨑 哲也 大阪維新の会 新人
5 遠藤 智子 公明党 現職(2期)
6 岡田 英樹 無所属 現職(4期)※共産党を離党
7 尾崎 哲哉 無所属 現職(5期)
8 加藤 久宏 自由民主党 新人(元 河南町議会議員)
9 木下 かなる 参政党 新人
10 京谷 精久 無所属 現職(6期)
11 草尾 勝司 公明党 現職(4期)
12 坂口 真紀 立憲民主党 現職(1期)
13 酒本 千紘 大阪維新の会 新人
14 辰巳 真司 無所属 現職(5期)
15 寺内 裕介 大阪維新の会 新人
16 寺尾 ちあき 日本共産党 新人※田平まゆみ議員の後継者。
17 中山 佑子 無所属 現職(1期)
18 南齋 哲平 無所属 現職(3期)
19 西川ひろし 自由民主党 現職(1期)
20 南方 泉 自由民主党 現職(1期)
21 堀辺まゆみ 公明党 新人 ※高山裕次 議員の後継者。
22 村山 理恵 公明党 現職(2期)
23 山本 剛史 無所属 元職(4期)
24

村瀬

きくいちろう

無所属 現職(1期)
25 Aさん(男性) 無所属 男性が出馬予定か?
26 Bさん(男性) 無所属 男性が出馬予定か?

 

※富田林市議会議員の定数は18人。

※前回の結果はこちら


予想される顔ぶれを見ての所感

富田林市議会議員選挙史上、最も厳しい戦いになる見込み!

前回の富田林市議会議員選挙は、議員定数19人、立候補者20人でした。

 

後継者を除く議席は1議席。

結果を見ると現職は全員再選。

 

また、後継候補で落選したのは日本共産党のみ。

僅差で勝ち上がったのは、南河内オンブズマンの中山佑子さんでした。

 

 ※前回の結果はこちら

 

今回の定数は前回と変わらず18人。

現職の候補予定者は14人。
左近憲一 議員、高山 裕次議員、吉年千壽子 議員が勇退、田平まゆみ 議員の去就に注目が集まる。)

 

後継者を除く議席は2議席。

大阪維新の会が新人を3人、自由民主党が新人を2人擁立するほか、元職も出馬の意向を示していることから、かなりの激戦が予想されます。

 

 

※富田林市長選挙・富田林市議会議員選挙は、2023年4月16日(日)告示、4月23日(日)投開票です。

 

※期日前投票もできます。

 

【日時】4月17日(月)~4月22日(土) 8:30~20:00

【場所】富田林市役所(4階)、金剛連絡所(2階)

 

 

※富田林市長選挙については、こちら

※3月22日(水) 最新の情報に更新。

富田林市議会議員選挙を詳しく解説!

1.いきなり結論!

 

 一般的な市区町村議会議員選挙での、現職の再選率は90%以上と言われています。

 富田林市議会でも、前回・前々回と、現職は全員再選されています。

 

 今回の市議会議員選挙でも現職の優位は変わらないものの、最低でも1人は落選する見通し。

 

 なお、伊東は現職が2人落選すると予想。(2023年3月22日現在)

 

 

2.勝敗を左右する要因(勇退議員が獲得した票の行方・その1)

 

 当初、3人が勇退(うち2人は入れ替わり)の見通しでしたが、3月17日・定例会最終日に、突如、現職が勇退を宣言。

 

 勇退する議員が地盤とする地域では、早くも争奪戦が繰り広げられている模様。

 これまでなかなか踏み込めないでいた現職が、活動を活発化させているとのこと。

 

 ただし、いくら現職が活動しても、その地域では票の積み増しが期待できないと予想。

 勇退する議員を根強く地域で支えてきた有権者(1000人を見込む)なので、「地域外の現職には、あまり流れないのではないか」と伊東は読む。

 

 

3.勝敗を左右する要因(勇退議員が獲得した票の行方・その2)

 

 また、当初から勇退を宣言していた無所属のベテラン議員の支持者(2000人を見込む)の動向にも注目が必要。

 

 4年前から「後進を育てる」と宣言して会派を結成。

 同じ会派の若手現職にとっては、「どこまで勇退議員の支持者を固められるか」が勝敗を大きく左右する。

 

 勇退するベテラン議員の支持者は幅広く、議員自体は左寄りの議員活動をしていたものの、支持者は右・左関係なく多数いらっしゃるので、同じ会派の若手現職にとっては、政党に所属していることが足かせになる可能性も。

 

 固めきれない支持者は、新人候補に流れる可能性が高いと読む。

 

 

 

4.無所属・新人に勝機はあるのか。

 

 無所属の新人が当選したのは、直近では4年前に、共産党が票割りに失敗した(と考えられる)ためオンブズマン議員が当選したという1例のみ。

 

 富田林市議会では、過去の実績から無所属の新人にとっては厳しい戦いになると予想。

 

 

5.政党に所属している新人は安泰か。

 

 完璧に票割りができる一部の政党を除き、政党に所属する新人にとっても厳しい戦いとなる。

 必死に活動しなければ、当選を勝ち取ることは不可能。

 

 

6.政党に所属していない現職はどうか。

 

 3期以上の無所属・現職は、油断はできないものの固定票があるため有利だ。

 今回の選挙に限って言えば、どれだけ自分の支持者を固められるかが勝敗の分かれ目となると予想。

 

 当選回数が少ない無所属・現職は、新人とほぼ変わらない状況と見込む。

 

 

7.政党に所属している現職はどうか。

 

 それぞれの政党によって状況は異なるものの、「当たり前のことを 馬鹿にしないで ちゃんとやる」という、「ABC」を徹底することが大切だと考える。

 

 

8.投票率はどうなるのか?

 

 市長選が無投票となる見通しから、通常であれば投票率は下がると見込むものなのだが、候補者が多いことから投票率は微増と予想。

 

 ただし、人口減少に伴い、有権者数も減少を見込んでいることから、投票総数は横ばいを見込む。

 

 

9.当選ラインはどうなるのか?

 

 候補者が増えると票が分散して当選ラインが下がるのが一般的。

 

 今回の選挙も、勇退議員が増える前までは上位・中位と16議席目以降とで差が開き、特に17・18議席目を巡って僅差の戦いになると予想していた。

 

 しかし、新たに勇退を決めた議員が出たことにより、様相は一変。

 

 今回の選挙では当選ラインが上がると予想。

 少なくとも前回の1,011票から当選ラインが上がることを見込む。

 

 

10.日本共産党の岡田英樹 議員が離党。

 

離党の原因については、ここでは言及しません。

 

岡田議員が無所属で立候補するのか、また、勇退を表明していた田平議員が市議選に出馬するのかに注目が集まる。

 

(つづく)

 

※2023年3月22日現在では厳密な計算・票読みをしていないので、今後、記事を書き換える可能性があります。

 

※2023年3月26日、日本共産党の岡田議員が離党したため、記事内容を一部修正・変更しました。

 

※前回の選挙の結果は記事ができ次第、アップします。